気まぐれ詩集No..1 【怪獣】 詩 Twitter Facebook はてブ Pocket LINE コピー 2021.03.03 怪獣がいる揺れる緑がそう見えるそんな記憶は朧気、駅のホームに立つ あの怪獣はどこへ消えたのだろう?答えなど、とうに解っているくせにその葉脈をみどりの血液が囁く (ここにいるよ!) 形骸化された記憶の中で、新しい血液をホームで見つけるそれは紛れもなく怪獣空っぽの血管をどす黒い血が轟く あぁ、怪獣 あなただけは変わらないでほしい そばにいてほしい 変遷する時代の中で、揉まれゆく私 取り残されたあなたと笑ってたい
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